テレビや雑誌などのメディアでも取り上げられ、注目されている「モノオク」。
まだ新しいサービスということもあり、料金や評判などが気になる人も多いのでは?
今回は荷物を預けるだけでなく、荷物を預かる側としてお金を稼ぐこともできるモノオクについて詳しく紹介します。
こちらの記事を参考にすれば、トランクルームよりも気軽に安く荷物を預けるついでにお小遣いを稼ぐこともできますよ。
モノオクとは?トランクルームとの違いや料金を解説
「モノオク」は荷物を預けたい人と家の空きスペースを活用したい人をマッチングさせる、シェアリングエコノミーサービスです。
シェアリングエコノミーというと、Airb&bやUberなどのサービスが有名ですね。
所有せずに使いたいときにだけ使えるという革新的なサービスは、アメリカやヨーロッパを中心に勢いよく広まりました。
Airb&bは家を、Uberは車をシェアするように、モノオクでは空きスペースをシェアするというもの。
従来のレンタルスペースよりも気軽に柔軟に荷物を預けられるサービスが「モノオク」なのです。
モノオクはトランクルームにはない柔軟性がある
荷物の預かりというとトランクルームやレンタルボックスなどが定番ですが、モノオクは利用者の増加にともなって多様化するニーズに柔軟に答え、拡大を目指しています。
モノオクの大きな特徴は、個人の空きスペースや物置に荷物を預けるという点です。
トランクルームなどは倉庫として用意された専用のスペースに荷物を預けますが、モノオクでは誰かの部屋の空いたところに一時的に荷物を置かせてもらうというイメージ。
1ヶ月や1年といった期間でも、ホスト(スペースを貸す人)が了承すればいくらでも預けられますし、1日単位での延長もできます。
トランクルームでは1ヶ月単位でのレンタルが基本ですが、それだと短い期間だけ荷物を預けたいという場合にはお金がムダになってしまいますよね。
しかし、モノオクはトランクルームにはない柔軟性の高いサービスが魅力です。
次の引越し先が見つかるまでや留学、出張中の短期間はもちろん、観光中のスーツケースや買いもの袋を一時的に預けるといった使い方もできます。
モノオクはトランクルームよりも安い
モノオクで借りられるスペースはホストによって様々ですが、ほとんどの場合でトランクルームよりも手頃な値段で借りられます。
都内のトランクルームを借りる場合、1畳以下のスペースでも6,000円ほどから。小さなワンルームくらい大きさの場合は4万円以上かかることがほとんどです。
一方のモノオクは、1畳くらいのスペースであれば3,000円ほどから利用できます。クローゼットや小さな倉庫を丸々貸し切ったとしても、1万~3万円程度です。
料金設定が安いのはもちろんですが、モノオクはトランクルームと違って初期費用がかからないというメリットがあります。
トランクルームは鍵代や事務手数料、管理費用など初期費用としてまとまったお金が必要ですが、モノオクにかかる料金は提示された金額だけです。
トランクルームより安く借りられるレンタルボックスもありますが、初期費用がかかりますし、本や洋服など預けられるものの量や大きさに制限があります。
モノオクは料金を抑えながら手軽に荷物を預けたいという人にピッタリです。
ホストとして空きスペースを貸し出してお金を稼ぐ事も可能
ユーザー(荷物を預けたい人)としてモノオクを利用するだけでなく、ホストとして空いたスペースを提供すれば、お小遣いを稼ぐこともできます。
例えば、以下のようなケースが多いのではないでしょうか。
- 子供が成人して部屋が空いている
- 空き家を持っている
- オフィスに使っていないスペースがある
このように、空いたスペースを持っているだけではなにも生まれませんが、モノオクを使って誰かにスペースを提供することでお金が発生します。
まさに、小さなスペースを使った不動産のようなイメージですね。空いたスペースを誰かに使ってもらうことで、手軽にお金を稼ぐことができるのです。
実際にモノオクでも、社会問題になっている「空き家」をシェアリングエコノミーに利用して空き家問題を解決し、地域活性化につなげることを目的としています。
モノオクの保証規定とトラブル対応
トランクルームのような高い料金や期間の縛りがなく気軽に利用できるモノオクですが、個人間のやりとりで起こるトラブルが心配な人も多いでしょう。
もちろん、モノオクではユーザーもホストも安心な保証があります。登録や別料金は必要なく、モノオクのサービスを利用した時点で自動付帯となるので安心です。
モノオクの保証内容
誰かに荷物を預けると、荷物がなくなったり破損していたりなどのトラブルが心配ですよね。
荷物を預かるホスト側としても、ユーザーが荷物を取りに来なかったり事故によって荷物を破損させてしまったりと、万が一に備えがあるかは重要です。
モノオクではユーザーに対してもホストに対しても、最大10万円までの保証をしてくれます。
個人間の取引とはいえ、いざとなったら「モノオクカスタマーサポート」でモノオクが間に入ってくれるので安心です。
注意!保証が適応される場合とされない場合
しっかりと規約やマナーを守れば問題ありませんが、保証が適応される場合とされない場合があるので注意しましょう。
そのためには、以下のようにモノオクのサービスをきちんと使って取引することが大切です。
- メッセージ機能を使ってやり取りを記録に残す
- 荷物の内容を写真に残す
- モノオク以外で支払いを行わない
- 登録されたスペース以外に物を預けない
- スペース登録した本人が荷物を管理する
このように、モノオクで保証対象外になってしまうと保証サービスを受けられないので、規約をしっかり読んでマナーを守って取引することがトラブルを防ぎます。
モノオク利用ユーザーとホストの口コミ評判
モノオク利用ユーザー(荷物を預ける側)
【男性・20代・新社会人】
学生でひとり暮らしをしていたのですが、就職に伴い会社の研修で数ヶ月ホテル暮らしをすることになり、荷物の置き場所に数ヶ月荷物を置いておける場所を探していた際ネットで見つけました。
家具など荷物一式を預かってもらい、普通のトランクルームなどを利用すると10万円近くするところを数万円で済み大変助かりました。
またホストの方が非常に丁寧で追加でお荷物を預けさせていただく際、快く引き取ってくださったので非常に助かりました。
また配送もモノオクからの案内でPickgoというサービスを利用させていただき、こちらも快適に済ませることができました。
次もまた機会があれば使ってみたいと思います。
モノオクのホスト側ユーザー(荷物を預かる側)
【女性・40代・主婦パート】
テレビで見かけて登録しました。
1階の部屋が余っていたので、最大で2部屋を1部屋15000円で貸しています。
実際の利用があり、荷物を受け取って置いておくだけでお金になりまさか本当に利用があると思っていなかったのですごく楽しかった。
受け渡しも利用者が配送業者を頼まれたので楽でした。
最初はやりとりなど不安だったが慣れたので、今は特に不安はありません。
今後も継続してホストをやりたいと思っています。
モノオクの登録方法と使い方
モノオクを利用するには登録が必要です。といっても、面倒な書類や本人確認書類も必要ないので、思い立ったらすぐにはじめられます。
会員登録はメールアドレスで登録することもできますし、Facebookのアカウントで登録もできるので、とてもスムーズです。
その後はユーザー(荷物を預ける側)として使うのか、ホスト(荷物を預かる場所を提供する側)として使うのかで操作が分かれるのでサクッと登録方法や使い方を解説します。
ユーザー(荷物を預ける側)として利用する場合
ユーザーとしてモノオクを使う場合は、登録が完了したらすぐに目当てのスペースを探しはじめられます。
流れは以上のような4ステップ。
- まずはエリアで絞り、料金や詳しい所在地、預けられる荷物の種類などから好みのスペースを探しましょう。
- 預けたい場所が決まったら「相談する」ボタンからホストへコンタクトを取ります。
- 預けたい荷物の内容や日にちなどを伝え、金額を見積もってもらいましょう。
- 荷物の預ける場所と受け取る場所を変えたり、搬入を手伝ってもらったりなどの相談も気軽にできます。
ホスト(預かる場所を提供する側)として利用する場合
Facebookで登録した場合は名前やプロフィール写真がそのまま受け継がれますが、赤の他人とのやり取りには信頼感が大切。
知らない人から選んでもらうには、プロフィールの自己紹介や写真などを工夫しましょう。ホストになる場合はスペースの登録からはじめます。
- 貸し出したいスペースの写真
- 預けられる荷物の大きさ
- 所在地
- スペースの広さ(縦・横・高さなど)
- スペースの種類(押入れや倉庫など)
- 預けられない荷物
- 荷物の受け取りや配送について
- 料金設定
これらの情報を画面に従って設定していくと、ユーザーからコンタクトがあったときに見積もりがしやすくなります。
あとはユーザーから見積もりがあるのを待つだけです。
見積もりがきて互いが納得したら、ユーザーが支払い。これで取引が成立となり、荷物の受け渡しを行います。
まとめ:モノオクは手軽に荷物を預けられ、副業にもなる
今回紹介した「モノオク」はこれから伸びるであろう期待のサービスです。
簡単な手続きとリーズナブルな料金で荷物を預けられますし、1日でも1ヶ月でも好きな期間で初期費用がかからずに利用できます。
ユーザーとしてのメリットも大きいですが、ホストとして空いたスペースを提供すれば自動的にお金が入ってくるようになるのが画期的です。
荷物を置いておくだけなので、いつも通りに仕事に行ったり家事をしたりできます。時間や労力をあまりかけずにできる、手軽な副業としても浸透していくかもしれませんね。
すぐに使えるモノオクで「自宅に空いたスペースや空き部屋がある」「空き家が埋まらず、なんとか有効活用したい」という悩みを解決しましょう。